『あしたは晴れた空の下で』        
        
       中澤晶子作  小林ゆき子絵  汐文社
 
  「ぼくたちのチェルノブイリ」と副題のついたこの本は1988年7月に
 出版されました。(初版本画家は國本善平) 

   「1986年、チェルノブイリで起こった史上最悪とされる原子力
   発電所の事故。放射能の恐怖は世界に広がっていく・・・。
   ドイツに住む日本人の少年・トオルがみたものとは」(帯・カバー文)

  そして、この7月
 「こうなるまで、私たちは何をしていたのでしょう」という

 言葉とともに緊急復刊されました。
 広島在住の著者は ”復刊にあたって” にこう書いています。

   
三月十一日の事故後、『あしたは晴れた空の下で』を読んだ
  横浜の中学生から、こんな感想が寄せられました。
  「チェルノブイリの事があったのなら、なぜ同じことがおこらないように
  しなかったのでしょう。」 
  私は「そのために」書いたはずでした。
  けれども気がつけば私たちは、「もっと便利に、もっと明るく」と
  電力を湯水のごとく消費し、その結果、地震列島に五十四基もの
  原発が乱立する状況を許していたのでした。
  ・・・・・・・
   これまでの私たちの暮らし方はどうだったのか、
  原発に頼るエネルギー政策はどうだったのかを見直し、
  みんなで考え、知恵を出し合って、「安全な未来」を
  作らなくてはなりません。

   本当にその通りだと思います。
  原発が乱立する状況を許しているつもりは無かったのですが、
  乱立されているのを知らなかったのです。
  新聞は毎日読んでいます。
  NHKニュースも毎日見ています。
  「いついつ、どこそこに、原発を新設。みなさん良いですか?」
  という記事やニュースは、はっきり大きくちゃんと出ていたのでしょうか。
  近視で老眼の私が見落としていただけでしょうか。

   3・11以降 毎日なされたテレビ解説は、原子力発電の仕組みや
  事故の様子が少しでも理解できるかと、まじめに見聞きしました。
  やはり、本体はもとより使用済み燃料というものも大へん厄介なものだと
  つくづく思いました。

   信頼できる情報を得て、考えて、行動する。
  今まで以上に気合いを入れてやっていかないといけないのですね。 
     
  


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